農家の仕事は楽ではないけれどやりがいのある仕事です

トマトサラダ

自然と共に生きる幸せ

農家の仕事は、早朝から始まり日が暮れるまで、夏の熱い日も冬の寒い日も外で土を触り、丹精込めて農作物を育てることです。
四季折々の移り変わりや季節を肌で感じながら、陽が降りそそぐ自然の中で仕事ができることをとても幸せに感じています。
時には厳しい自然の中でも頑張らなければいけませんが、日が昇れば作業を始め、日が落ちれば作業を終える、そんな自然と共に生きている充実感を得ることができます。

最近では、若い男女が農家に転職する人が増加傾向にあるとか。
とある研究によると、土いじりは医学的にも体へのリラクゼーション効果があるとも言われているそうです。
生活リズムも落ち着いていますし、早寝早起きで健康的な毎日を送れているのも、農家をしているおかげだと思っています。

トマトを収穫する喜び

トマト農家としての喜びは、自らの手で土作りから始め、収穫まで一貫して行えることです。
時間と手間をかけ、大切に育ててきたトマトを収穫できた時の喜びは何ものにも代えがたく、トマト農家として本当に嬉しい瞬間です。

苦労して丁寧に時間をかけて育てたトマトが、みずみずしく、綺麗な赤色をして、美味しそうに育ってくれていて、それを収穫できることに心から感謝し、幸せに感じています。
自分が思ったとおりに育ってくれた農作物の収穫は楽しく、トマト農家として仕事のやりがいにも繋がっています。

直接もらう評価の嬉しさ

以前は農家と消費者に直接的な接点はなく、お互いの顔を見ることはありませんでした。
販売ルートも多種多様になった現代社会では、生産者の顔が消費者にも見えるようになってきています。
生産者の名前や顔をつけた商品を販売したり、レストランでも生産地や生産者の名前を出して、それをウリにするところも多くなりました。
市場でも、出荷した農産物が高評価を得られるようになったり、レストランや小売店、さらには消費者からも直接注文を受けるスタイルも増えてきています。

インターネットで直接販売を行っている農家の方も増えているようですし、これからの農家はアイデア次第で消費者との関わり方も大きく変わってくるのかもしれませんね。
そうした直接消費者からもらえる評価は本当に嬉しく、もっと美味しい農産物を作ろうというモチベーションにも繋がります。
時間をかけ、苦労して育てたトマトが、美味しい美味しいと喜んでもらえることを誇りにも感じ、多くの消費者から注文を受けるようになると、大きな自信にもなります。

農家の仕事は確かに楽ではありませんが、これからももっと美味しいトマトを作っていけるように頑張りたいです。
また、農家に興味があるという若者にも、たくさんのアイデアを出し合って、新しい農業を作っていって欲しいとも思っています。