トマト農家の平均年収
トマト農家ってどれくらい儲かるの?食べていけるの?という興味を持たれる方もおられるでしょう。
トマト農家の平均年収は約560万円で、その推移は約460~660万円と言われています。
農地面積で考えた場合、全国のトマトの作付面積で見ると夏秋の10a(アール)あたりの収支は約250万円。
例えば、10a換算の平均所得は岐阜県で約500万円、長野県では約170万円、茨城県で約80万円という計算になるそうです。
農家の種類もいろいろ
農業だけを行っている専業農家もいれば、仕事を他にしながら農業もしている兼業農家の2パターンに分かれます。
最近では、サラリーマンを辞めて農家になる人も増えているとか。
農家にもいろいろあり、米を作ったり、果物を作ったり、野菜を作ったり、花や鉢植えを作ったり、実に多種多様な農家の選択肢があります。
稲作農家、果物農家、花木農家、そしてトマトをはじめ、キャベツや人参、きゅうり等を作るのは野菜農家と呼ばれます。
ですが、何を作っているか違うだけで、仕事内容はあまり変わりません。
米や野菜、果物、花木を育てて収穫し、出荷するまでが仕事となります。
もちろん、農家によって同じ作物でも、育て方はそれぞれ、収穫の時期もそれぞれ違いますので、農家ごとに仕事のスタイルは大きく異なります。
トマト農家もいろいろ
トマト農家で例えるなら、大玉トマトを育てるのか、それとも中玉トマトをメインにするか、あるいはミニトマトか、育てる品種や種類によっても農作業の方法は大きく違ってきます。
もちろん全てのサイズを作っているトマト農家もいますが、最初から上手に作ることは難しいので、ベテランのトマト農家と言えるでしょう。
トマトの育て方は、ビニールハウスにする農家もいれば、畑で育てる農家もいます。
ビニールハウスの場合、トマト農家は土作りから始めて、種まきをして、定植ができてからビニールハウスの準備となります。
トマトが無事大きく育ったら、収穫、出荷を行い、工程が全て終わったらトマト農家の作業は終了となります。
トマト農家のやりがい
サラリーマンの仕事とトマト農家の仕事では、面白さは全く違います。
もちろん農家によって感じ方は違うと思いますが、トマト農家の面白さとは、自然と真摯に向き合い、トマトの成長を見守ることだと思っています。
土をしっかり作ってやらないと、美味しいトマトが育ちません。
土に触れているとリラクゼーション効果があるという報告もあるそうですから、土に触れて得る幸せや楽しみもあるかもしれませんね。
楽しいこと、面白いことばかりではありませんが、それはサラリーマンも同じこと。
ただ、土日休みやお盆休みもありませんので、世間一般の休日のように定休日というものはありません。
いかにトマトを美味しく上手に育てるか、努力次第で大きく変わってきますので、収穫高が増える面白さや美味しいと言ってもらえる喜びを感じながら、これからも頑張っていきたいです。