トマトジュースの効果的な飲み方とは

トマトジュースの栄養価

トマトジュースにはビタミンやミネラルが豊富に含まれていて、栄養価の高い飲み物です。
カロリーが少ないですが、満足感のある飲みごたえが特徴になっています。
1杯が200mlだとすると37キロカロリー、糖質量は6.8gです。

特にトマトにはリコピンというカロテノイドが含まれていて、抗酸化作用があります。
リコピンはトマトの赤色になっている色素であり、スイカや柿にも含まれているものです。
抗酸化作用があると老化の進行を遅らせたり、シミやしわを抑えてくれます。
他にも動脈硬化やガンのリスクを防ぎ、健康的な身体にしてくれて魅力的です。

飲むときのポイント

トマトジュースを飲みすぎると血圧の上昇につながるため、適度な量を飲む必要があります。
特に塩分量は100mlあたり0.3g含んでいて、血糖値が上がりやすいです。
そのため、栄養成分が変わらず塩分をなくした無縁のトマトジュースがおすすめになります。

日本人の1日の食塩摂取量は決められていて、成人男性が7.5g未満で成人女性が6.5g未満です。
高血圧な人なら6g以上の摂取は危険であり、飲みすぎには注意してください。
飲むときは朝が最適で、リコピンの吸収率が上がります。
トマトジュースにオリーブオイルをかけると吸収率がさらに高まり、スープのように飲んでいくといいでしょう。

トマトジュースが嫌いな人への対策

トマトジュースが嫌いだったり、トマト自体が嫌いだったりする人は多いものです。
しかし、トマトには豊富な栄養素があるため、食べないのはもったいない行為になります。
むしろトマトをスーパーや通販で購入する機会が少なかったり、自炊する機会が少なかったりする人は、トマトジュースは重宝すべき商品です。

そこでトマトジュースが嫌いな人の対策として、簡単に作れるミネストローネはいかがでしょうか。
トマトジュースに好きな具材を入れて味を調え、電子レンジで加熱すればすぐにできあがります。
低カロリーで食べられて、暖かい飲み物は消化にいいです。

トマトジュースでミネストローネを作る方法

まずはトマトジュースが入る耐熱の容器を用意して、中身を移してください。
塩分や血糖値が気になる人は、なるべく食塩無添加のトマトジュースにしましょう。
次に適量のベーコンやコーンを入れ、具材を入れてください。

ベーコンを入れるときにまな板を使うのが面倒な人は、キッチンばさみで一口サイズに切っておくと効率がいいです。
具材を入れたらコンソメスープを小さじ2分の1入れて、味を濃すぎないようにします。

最後にラップをしないで600Wの電子レンジで1分加熱すればできあがりです。
お好みで黒コショウを加え、香りを出すと食欲が出てきます。
時間もそこまでかからないため、手軽にできるミネストローネです。