家庭菜園におすすめの野菜や果物をご紹介
家庭菜園をする人は多いです。
やってみたいけれども、何を作ったらよいのか分からないという人もいらっしゃるでしょう。
そんな皆様に農家の私がおすすめする家庭菜園向きの野菜をご紹介します。
家庭菜園というと、慣れない人には難しいように思われがちですが、野菜や果物の種類によってはそうでもないです。
参考になさってください。
子どもに喜ばれるいちご
プランター栽培もできるいちごの苗の植え付け時期の目安をご紹介します。
一季なりだと10月で、四季なりのものは4〜5月や10月が良いです。
収穫時期の目安は一季なりの場合は4〜6月になり、四季なりの場合は5〜10月になるでしょう。
いちごは苗で育てます。
苗を植える際は根元が土の中に入り込んでしまわないようにしてください。
なぜならば、この部分が成長の上で大事な場所になるので、ここが土の中にあると腐ってしまうかもしれないからです。
それから、湿気があるとカビが生えたり、病気になったりするかもしれないので気を付けましょう。
寒さに強いホウレンソウ
寒いところで育てるとどんどん甘くなるホウレンソウは、種まき時期の目安が9〜10月で収穫時期の目安は10〜12月です。
ポイントは土を酸性にすると育たないので、中和させることでしょう。
有機石灰や草木灰、もみ殻くん炭などを使うと土壌が中和されます。
ホウレンソウはアンモニア態窒素が多いとえぐみが出やすいので、このアンモニア態窒素を吸収するネギと一緒に育てるとよいです。
おすすめはプランターで、すぐに料理に使える葉ネギと一緒に栽培することでしょう。
鍋に使いたい水菜
水菜は春か秋に種蒔きをします。
約1ヶ月で収穫できるのもうれしいところでしょう。
まずは、人差し指の第一関節で開けた穴の1cmおきに種を蒔きます。
そしたら、水をたっぷり与えて、双葉ができて開くようになったら、3cmか4cm間隔で間引きです。
種をまいて、2週間か3週間後に1回のみ肥料を追加します。
それから、葉が高さ25cmから30cmになったら収穫です。
かじりつきたいキュウリ
キュウリの植え付けは4月後半から7月です。
収穫はそれから2ヶ月後くらいになります。
50㎝の間隔で苗を植えて、生長後は2mくらいの支柱を立てましょう。
麻ひもで縛ると、蔓がうまくからまります。
ここで大事なのは、1週間に1回は支柱に誘引することです。
そして、朝か夕のどちらかで毎日1回は水を与えます。
2週間に1回は追肥をして、わき芽が葉や茎から出たら、土に近いところを5つ位取りますが、それ以外はそのままでだいじょうぶです。
花が開いて1週間程度で収穫します。
キュウリは生長が早いので、へちま程度の大きさになると青臭くなるため、早めに収穫した方が良いでしょう。