トマトの種類と特徴をご紹介

トマトとチーズ

トマトの種類と特徴

トマトの品種をいくつ言えるでしょうか。
トマトと言っても世界中には実に多くの品種が存在していて、どんどん新種の開発も進んでいますので、その数はおそらく想像を遥かに超えていると思います。
それぞれに育て方、環境、味やサイズ、形や色に特徴があります。
よく知られた名前だと、桃太郎、桃太郎ゴールド、ファーストトマト、ミディトマトといったところでしょう。

その他のトマトについても知りたい人はこちら☟
トマトの主な種類一覧

市場に最も多く出回っている桃太郎系の大玉トマトは、1985年に発売されて以来、ニーズに合わせて30種類近くの同系品種が開発されています。
日本で売られている国内産トマトは、この桃太郎シリーズのトマトが大部分を占めていて、スーパー等で見かけるトマトの70%は桃太郎系だと言われています。
これらの一般的なトマトも人気がありますが、甘みがあるフルーツトマトや、色々なカラーが楽しめるミニトマトも大人気です。

大人気のフルーツトマト

フルーツトマトとは、トマト栽培の際にトマトに与える水分量を減らしたり、わざとこぶりに育てて糖度を高めたトマトを指しています。
正確にはフルーツトマトとは総称ですので品種名ではありません。

フルーツトマトとして数多くのトマトの品種が市場に出回っていますが、ミディトマトもその1つとして人気があります。
また、ルネッサンスという品種も水分を調節して高い糖度のフルーツトマトを作る元に用いられるトマトで、フルーツトマトと言えばルネッサンスという印象の方もおられるかもしれません。
実際には高糖度に作られたルネッサンスがフルーツトマトとして流通しているので、普通に栽培されたルネッサンスも存在しています。
他のブランドでは、ソプラノトマト、フルティカ、アメーラ等の品種が知られています。

カラフルなミニトマト

ミニトマト、プチトマトとも呼ばれる小ぶりのトマトは、これも品種ではなく小さいトマトの総称です。
トマト果実が5~30グラム程度のもので、赤色から黄色、オレンジ、グリーン、紫がかったカラーまでたくさんのカラーを楽しむことができますので、そのカラーを生かしたサラダに向いているでしょう。
ミニトマトの形状も一般的な可愛い丸いものや、お尻が尖ったもの、細長いもの等特徴のあるミニトマトもたくさんあります。

ミニトマトで有名なブランドには、キャロルセブン、トマトベリー、ブラックチェリー、アイコ、ルビーノといった品種が多いでしょうか。
海外の品種も近年増加していて、洋ナシ型のイタリアンレッドペアー、黄色いレモン型をしたレモントマトも注目されています。
他、赤色とオレンジのまだら模様のスペックルドロマン、イタリアの代表的なトマトであるサンマルツァーノ種、パープルロシアン等、見た目にも楽しいトマトも多く栽培されています。