大根の切り分け方について
大根を丸ごと1本、買ったのだけど、どうやって使えばいいかなと迷ったことはありませんか。
今回は、そんな皆様のために農家の知恵をお教えしましょう。
まずは大根の切り分け方です。
大根は1本買ってそのままにしておくと、葉や茎の部分からしなびれてしまうのですぐに切り分けましょう。
切り分け方はまず、葉と茎の部分を切り、身の方は先端、中間部、根の部分と3等分します。
大根の葉の保存方法は立てること
切り分けた大根を保存する場合は、葉と身は別々に保存します。
葉は葉が身についているギリギリ部分に包丁を入れて切り、その切り口にキッチンペーパーを巻きましょう。
そしたら、ビニール袋かスーパーの袋などにいれて、口をしっかり閉めて立てた状態で保存します。
このような状態で保存すると早急に傷むことはないです。
それでも、なるべく早めに、身より栄養がある葉を菜飯や炒め物などにして頂きましょう。
因みに葉の栄養素はビタミンCやAです。
大根の身の保存方法は丁寧に包むこと
大根の身は前述したように三つに分けて、めいめいの部分はキッチンペーパーなどを使って、丁寧に包んでください。
包んだ後はビニール袋かスーパーの袋に入れて、口の部分をしっかり閉じます。
または、ジッパーの付いた保存袋に入れて密閉して保存しても良いでしょう。
ここで注意したいのは、包んだペーパーが湿ってきたら、すぐに新しいペーパーに取り換えて清潔さを保つことです。
さらに気を付けたいのはペーパーに包んで、どれがどの部分かわかるようにしておくことです。
部位の名前を書いたシールを貼っておくとわかりやすいでしょう。
冷凍保存のポイントとは
これまでは、冷蔵保存の方法をご紹介しましたが、今度は冷凍保存をご紹介します。
大根を切って料理するとなると、なかなか手間がかかるように感じますが、既に切ってある、おろしてあるのであれば、楽ではないでしょうか。
まずは切って冷凍する方法です。
大根をイチョウ切りや輪切りなど、お好きな方法で切り、1回分ずつの量を冷凍保存用のジッパー付き袋に入れて冷凍保存します。
こうしておくと、調理の際、そのまま使うのみでよいので楽です。
次は、大根おろしで冷凍する方法です。
意外と面倒な大根おろしなので、既におろしてあれば、楽ではないでしょうか。
大根おろしをつくったら、水気を切って製氷皿に保存して冷凍してください。
固まったら、取り出して冷凍用のジッパー付の袋にいれて冷凍保存します。
使う時は自然解凍です。
葉も冷凍保存できます。
葉は刻んで塩もみし緑汁が出たら、水で洗って水けを絞り、小分けしてラップに包んで冷凍用ジッパー付き保存袋に入れて冷凍してください。
冷凍の場合、それぞれの賞味期限は1ヶ月なので、使い切るようにしましょう。