おいしいトマトの見分け方
トマトが好きという人は多いでしょう。
しかし、おいしいトマトの見分け方というと、なかなか難しいものです。
今回はまず、おいしいトマトの見分け方からご伝授します。
見た目は色にムラがなくて、つやつやとしているもの、しっかりとしたハリのあるもので、丸くて硬めの物を選んでください。
トマトの実に丸みがなく角があるものは中身にスカスカなことが多いので、NGです。
重さは重めで、てっぺんに放射線のようなスターマークが見えるとそのトマトはおいしいと言われています。
そして、ヘタがはっきりとした緑色でしっかりと立っているものが良いです。
逆に良くないものは、ヘタ付近にひび割れのような傷があるものや皮の部分に白いぼつぼつのような模様が見えるものです。
こういったトマトだと、トマト特有の甘さがなく味がおいしいとは言えません。
因みに、失敗作になる苦味のあるトマトができてしまった原因は日照不足や多すぎる肥料、土の水分の多さです。
トマトの保存方法
トマトの正しい保存法を誤解されている人が多いです。
なぜならば、トマトの保存は冷蔵庫のみと思っている人は少なくないでしょう。
トマトを買ってすぐに冷蔵庫に入れるのはその状態や調理法によってです。
冷蔵庫にいれることで、みずみずしさがなくなるので、青みのあるトマトは、常温保存である程度は熟成させた方がおいしいです。
そうした状態のものほど、グルタミン酸が増えます。
ここで注意したいのは、トマトのてっぺんの部分の保存法です。
この部分はトマトの中で最も弱い部分になるので、保存の際は下がヘタになるようにします。
トマトをサラダなど生で食べたいときや気温が高くて傷みやすい夏場は冷蔵保存にします。
特に熟れて赤いトマトは、栄養が失われる常温よりも冷蔵保存が向いているのです。
冷蔵庫保存ですと、約2週間が賞味期限になります。
トマトはヘタを下にする形で、しっかりと口の部分を閉じたビニール袋やスーパーの袋などに入れてください。
ここで注意したいのは、トマト同士が重ならないことです。
トマトは触れ合うと、触れた部分から腐ってくるので要注意になります。
トマトは冷凍保存もできるのです。
冷凍の場合は、トマトソースなどの加熱調理に使う時に役立ちます。
冷凍するとトマトの内部のうまみが外にでるので、おいしい料理ができるのです。
冷凍保存の賞味期限は大体1ヶ月でしょう。
楽に皮むきしたいのであれば、ヘタをのみをくりぬいてそのまま冷凍パックにいれて冷凍します。
料理にそのままの形で使いたい場合はカットして冷凍パックで冷凍しましょう。
皮むきはどうしたらいいか
トマトの皮むきは2つの方法があります。
まずは火であぶって皮をむく方法で、ヘタの辺りをフォークで刺して、ガスコンロの火で直接トマトをあぶり、黒い色が見えたら、そのまま冷水で冷やして手で皮をむくのです。
もう一つは湯むきで、トマトの下の方に切れ目を十文字に入れて沸騰した湯に入れます。
すぐに皮がふにゃっとした感じになるので、取り出して冷水で冷やし、むきやすくなっている部分から皮をむくのです。
大きめのトマトを1個か2個のみ湯向きするのであれば、ヘタにフォークを刺すとやりやすいでしょう。