すっかり猫中心の生活に

家族の輪に入りたがる猫

在宅ワークをしていると、猫が仕事の邪魔をしにやってくるということはありませんか?
パソコンのキーボードを叩いていると、猫がキーボードの上に乗ってきたり、パソコンのモニターの前に来てふさいだりと、やりたい放題です。
作業が止められた瞬間はちょっとだけイライラしてしまうかもしれないですが、可愛いので許してしまう方も多いです。

私たちが仕事で忙しい時にも、猫にとってはそんなのお構いなしです。
仕事で結構大変な時に、猫にそれをされてしまうと、もう大変です。
もうどっか行ってと猫をどかそうとすると、懲りずにまたやってきて仕事の邪魔をします。
結局猫に構うことになってしまって、仕事どころではなくなってしまいます。

食事の時や、テレビを見ている時もそうです。
猫も家族の会話に加わりたいのか、みんながいると「自分もまぜて」と言わんばかりの態度で輪の中に入ろうとします。

これはどうも猫の習性のようで、何をしてもなおすというのは不可能に近いそうです。
特に何もしていないと猫も知らんぷりで毛繕いをしたり寝ていたりとマイペースなのですが、何かをしだすとそのことが気になって仕方がなくなってしまうようです。
こればかりはどうしようもありません。

家族でテレビを見ていると、テレビの前に立ちはだかる猫も多いです。
テレビなんか見てないで、私のことを見てよ!をアピールしているようにも見えてしまいます。
このような猫の仕草は可愛くて仕方がないので、結局は許してしまうわけです。

きっと猫も家族の一員だと思っているのでしょう。
自分がいて家族なんだと教えてくれているようにも見えてしまいます。

忙しくてもつい構ってしまう

猫がやってくると、どんなに忙しくても構ってしまうのが飼い主の悪いところ、いや、猫思いのところなのかもしれません。
少し構うだけでは満足してくれないので、とにかくしっかりモフってあげて、満足してくれるまで可愛がります。
そうすると不思議なことに、猫は自分から満足げな顔をして別のところに行ってしまいます。

猫は単独行動が好きなはずなのですが、人間の輪の中にいると人間の生活に慣れてしまい、それに倣ってしまうのかもしれません。
飼い主もそのことは十分承知で、猫が喜んでくれればそれでいいんだ、といった親心のようなものを持って猫を可愛がります。
これは猫飼いであれば、だれもが納得することかもしれません。

もちろん厄介な一面もあるのですが、トータルで考えると猫中心の生活はとても充実していて、幸せをくれるとてもいい生活なのだと思います。
猫がいないと生きられないそんな人になってしまっている飼い主も多いかもしれません。
それだけ猫はなくてはならない大切な家族です。