ボルダリング中に指を痛めてしまった
スポーツの中には、指を痛めやすいものがあります。
私はボルダリングをつい最近始めたばかりなのですが、慣れていないせいか指を痛めてしまいました。
ボルダリングは指で体の全体重を支えるシーンも多いスポーツのため、指に負担がかかり過ぎて痛めてしまうことにもなりかねません。
特に指の第一関節と第二関節に力を入れることが多いため、注意をしないと関節炎になってしまうリスクもあります。
指と前腕の筋肉は密接につながっている部分ですので、うっかりすると腕に支障をきたしてしまうことにもなりかねません。
指の筋肉というのは、日常生活ではあまり使わない部分なため、急に力を入れることによってダメージをこうむるケースが多いのです。
手をグーの形に握ってみて、小指から人差し指までがしっかりと手のひらに付かない人は、集中的なケアをする必要があります。
指のケア
ボルダリングで指を痛めないためには、まず最初に指のストレッチをきちんと行っておくことが大切です。
あらかじめストレッチをしないでいきなり指に負荷をかけてしまうと、指を痛めてしまうことにもなりかねません。
指を閉じて開く動作を左右の手で10回ずつ行う、反対の手で指を反らしてストレッチするといった準備は怠らないようにしましょう。
指を痛めないようにするためには、テーピングもおすすめです。
テーピングをすると、関節が無理に伸びるのを防ぐことができるため、ケガを防止するのにも有効です。
靭帯の保護などにも役立つので、ボルダリングを始めたらテーピングのテクニックも一緒に学んでおくといいでしょう。
テーピングに使うテープは「Gecko Finfer Tape」がおすすめです。
0.76cm幅のテープが2つと1cm幅のテープが1つ入っており、指先にフィットするテーピングをすることができるようになっています。
ズレや違和感もほとんどなく、コットン100%でラテックスフリー、低アレルギー性の優れたテーピングテープです。
ボルダリングジムの多くではテーピング用のテープを販売していますので、買い忘れたときは現場で調達しましょう。
テーピングをする際には、チョークアップする前に行うのが大原則です。
また、テーピングは手の甲のほうから始め、手の甲で終わらせるのがポイントです。
ボルダリング後のマッサージも重要
ボルダリングが終わったら、指のマッサージを行うことで指の疲労を解消することができます。
フィンガーローラーという器具を使えば、マッサージを簡単に行うことができます。
ストレッチも指を強靭にするためには必要不可欠ですので、日頃から家で訓練しておくのがおすすめです。
指が痛いと思ったら、無理にボルダリングを続けずにアイシングをして手を保護してあげましょう。